






-
23cm~25cm 女子向け
-
25cm~27cm 男子向け
「それって、ただの赤い靴下になっちゃいますよ!」
群馬県桐生市にある老舗靴下工場の社長さんは言いました。
無類の靴下好きである私はこだわりました。日本人は見えない足袋のこはぜを金にする、外国人は見せるライターを金にする。昔からよく言ったそうです、見えないところにこだわるのが粋なのだと。
とにかくこだわりがちな私達。それはオリジナルの靴下を作る時にも同様です。色々こだわりました。ラインを入れようか、色を切り替えようか、ロゴ入れようか、メッセージ入れようか、などなどなど。迷って迷ってそして答えが出たのです。
私「一切を取り除いてよりシンプルにしてください!」
社「それって、ただの赤い靴下になっちゃいますよ!」
ここ最近は足の甲部分や足の裏部分など細部に至るまで柄やメッセージを入れることが可能になっています。そんな時代だからこそあえて潔く、あえて印やロゴなどは全く入っていません。
誰かのお宅にお邪魔する時、正座をする時、洗濯物として干されている時、それはただの赤いソックスでしかありません。それ以上でもそれ以下でもないのです。この引き算によって完成した赤いソックスこそ義理人情に熱い群馬の名物としてふさわしいと思ったわけです。
昔から群馬の人々は「義理人情にあつい」といわれてきました。その気質は、悲運の幕臣といわれる小栗上野介忠順や侠客の国定忠治、尊皇思想家の高山彦九朗といった歴史上の人物にも見ることができます。どうでしょうか現代に例えればヤンキーと呼べなくもない人達ではないでしょうか。
その昔、営業という職についてしばらくしたある日の出来事。
社「営業ぽくないよね〜」
私「そんなことないですよ!営業ですよ!!」
社「営業の人って赤い靴下履かないから。」
私「じゃあ赤い靴下履く人はなんなんですか!?」
社「ヤンキーだね。」
まーそんなことはどうでもいいとして、赤い靴下はなにかと便利です。パンツの裾からチラッと覗かせて世の中への反骨精神を表現するも良し。
いわゆるスポーツソックスの様な、中が総パイルで履き心地もサイコーなので、ブーツとかサンダルとかにGOODかと思われます!ハイソックスなので夏の冷房が効きまくっているときにも役に立ちます。下げてルーズソックス的な感じにもなります。オールシーズン対応です。
ブランド名:akageek(アカギーク)
何故だかわからないけれど赤城山に取り憑かれた義理人情にあつい上州人のためのMADE in 上州(群馬)ブランド。前橋が好きな人、群馬が好きな人、赤城山が好きな人、別にどれも好きじゃないけどなんか気になっちゃってる人、とりあえず赤城神社の湧水で乾杯!!
群馬(桐生)製、素材:綿、ポリエステル、その他